３回あるカンボジアのお正月と祝日

2022 4/23

2022-01-30 2022-04-23

ご訪問いただきましてありがとうございます。

そろそろ中華正月で少し慌ただしくなっているカンボジアです。

2022年の春節は2月1日（火曜日）休み期間は1月31日〜2月6日までの7連休のようですね。

なぜカンボジアに住んでいて春節の話が出てくるの？と、お思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実はカンボジアにはお正月が3回ありましてその内の1つが中華正月なんです。

Mei

そこで今回は「３回あるカンボジアのお正月と祝日」についての記事になります。

この記事のポイント

・カンボジア人のお正月の過ごし方
・パゴダへ行く時の服装
・2022年のカンボジア祝日
・いざという時に役立つクメール単語

カンボジアにはお正月が３回ある

３回あるお正月の理由

1つ目：1月1日のワールドニューイヤー
2つ目：2月1日の春節。
3つ目：4月14日〜4月16日のクメールニューイヤー

この3つ目のクメールニューイヤー(以下、クメール正月)こそが、多くのカンボジア人にとって本当のお正月であり、大切な行事でもあります。

クメール正月は毎年4月の中旬にありますが詳しい日付に関しては前年の8月頃に政府から発表されて知ることになります。

ちなみカンボジアのカレンダーでは、私達がお正月と思っている1月1日に関しては1日だけ祝日扱いで、2022年はカレンダー運が悪く貴重な祝日の1月1日が土曜日だったため通常の週末でした。

とはいえ「お正月が3回ある」と聞くとなんだか得してしまったように感じるのは私だけでしょうか。

クメール正月の一番の目的は新しい女神を迎え、昨年の女神に感謝を告げて別れるです。

毎年4月になると天から新しい女神が降りてくると伝えられていて、各家庭の玄関に祭壇やお供え物をしたり、パゴダ（お寺）に行ったりして1年間の感謝を伝えます。

またカンボジアの年越しは少し盛大で、夜には花火が上がったりテレビでは、女神が降りてくる再現をしている映像が流れます。

お寺に行き新たな1年の健康や幸福などを祈ります。

クメール正月期間中は、毎日お寺へ行く人もいれば1日だけ行くという人もいて、お祈りが済むと家族や親戚とお酒を飲んだりご飯を食べたりしてのんびり過ごすようです。

ほとんどのお店はクメール正月は休みですが、飲食店やスーパー等で働く方は休みではないので1日だけお寺に行くようで、期間は違えど日本の正月様式と変わらないですね。

実はカンボジアには曜日カラーというのがあります。

この曜日カラーの伝統衣装を着てパゴダへ行ったりイベントに参加する風習があります。

カンボジアの伝統衣装

長方形の布をスカート状に着用：サンポット
長方形の布をパンツ状に着用：チョンクバン

伝統衣装でもありますし正装でもあります。

写真は知人の結婚式の衣装なので綺麗な柄入りですが、日常用は無地かもう少し落ち着いた柄物を使います。

曜日カラーは以下の通りです

月曜日：オレンジ
火曜日：紫
水曜日：黄緑
木曜日：緑
金曜日：青
土曜日：濃い紫
日曜日：赤

もし、用意が無い場合は黒のスカートやズボンに白のトップスでもOKとカンボジア人が教えてくれました。

どんな服装でもトップスは白色の物で下はジーパンなどでなければ大丈夫なようです。

Mei

せっかくカンボジアに来たから伝統衣装着てみたい！という方は、白色のトップスを持ってくると便利ですよ♪

2022年のカンボジア祝日は以下の通りとなっています。

振替休日というのは無いものの意外にも祝日が多いカンボジアです。

祝日が日曜日に当たった場合には企業の判断で振替休日を設ける会社もあるようですが、カンボジアのカレンダー上には振替休日はありません。

今回のクメール単語は伝統衣装を購入する時に使える単語を記載します。
日常でも使える単語もあるので使っていただけると嬉しいです。