では早速、地方在住歴2年、都市部在住歴2年の筆者の経験を基に、1ヶ月あたりの生活費(1人暮らし)を都市部の自炊派・外食派に別けて紹介します。
なおこの記事は、著者と著者夫が結婚前にそれぞれ都市部で生活していた時の、1ヶ月あたりの生活費をベースに作成しました。
- 都市部では地方に比べて全体的に物価は高め。
- 家賃に関しても地方の倍以上の金額になる。
- 自炊派の生活費目安は1,640〜1,875USD。
- 外食派の生活費目安は1,942〜2047USD。
- 外食派は1食あたり10USD〜。
- 都市部では長期休暇の時は事件が起きやすくなるので注意が必要。
- 電気料金は日本よりも高いカンボジア!
都市部の基本情報
都市部として比較対象にするのはプノンペンとシェムリアップです。
地方に比べて同じ物でも全体的に物価は少し高くなる印象で、家賃についても地方と比べると高くなり築年数や広さなどの条件がほとんど同じ場合でも倍以上になります。
地方に住む場合は家賃は半額ほどになります。
家賃が高くなるメリットとして掃除や洗濯などをマンション側で行なってくれる場合も多いので、忙しい人にとっては、このようなサービスがあるのはとても便利です。
下記の記事では、プノンペンに住む際にオススメするエリアを紹介していますので、よろしければこちらも参考にしてみてください。
自炊派|1か月あたりの生活費を試算
都市在住、自炊派の生活費は1ヶ月あたり1,640〜1,875USDです。
生活費項目 | 1ヶ月あたりの額 | 備考 |
---|---|---|
家賃 | 800USD | 水道・ガス料金を含む |
電気料金 | 400~500USD | |
食費 | 330~430USD | |
日用品 | 50USD | |
外食費 | 50~80USD | 都市部では色々な飲食店があるので 外食頻度やお店の単価によってかなり金額に差が出てきます。 |
通信料 | 10~15USD | スマホ通信料+Wi-Fi代 |
電気料金は400〜500USDほど掛かっています。
これはカンボジアでの電力自給率が低く、隣国から電気を買っているため日本と同じくらい、もしくはそれ以上の電気料金になります。
カンボジアの公共料金の形態は、水道やガスの料金については家賃に含まれているところが多く電気だけは使った分だけ支払うことが多いです。
都市部では野菜など同じサイズの物でも、1パックあたり1000〜2000リエル(0.25~0.5USD)ほど高くなる印象です。
日用品に関しては輸入の物が多いせいか、どこで買ってもそこまで大きく変わらないです。
日用品を安く買うポイントは個人商店で買うと大型店舗で買うよりも安く買えますが、言語がクメール語のみであったり品数が少ないなどのデメリットがあります。
その他、女性が気になる「生理用品」についてはカンボジアで日本製の物も売っています。
もっと詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
外食派|1か月あたりの生活費を試算
都市在住、外食派の生活費は1ヶ月あたり1,942〜2,047USDです。
生活費項目 | 1ヶ月あたりの額 | 備考 |
---|---|---|
家賃 | 800USD | 水道・ガス料金を含む |
電気料金 | 400~500USD | |
食費(外食) | 620USD | 1食10USD×2食×31日×1人分で試算 色々な飲食店があるのでお店の単価や 飲酒の有無によってかなり金額に差が出てきます。 |
移動費 | 62USD | トゥクトゥクで移動、片道1USDで試算 |
日用品 | 50USD | |
通信料 | 10~15USD | スマホ通信料+Wi-Fi代 |
お昼は5〜10USDもあれば日本でいう定食が食べられます。
夜ご飯に関しても、お酒を飲まない人であればお昼と変わらない価格で食べられ、お酒を飲む場合には1食20~30USDほど掛かります。
都市部は色々な飲食店がありますが高級店を除いて考えています。
高級店で食事をするとなると1食50USD~となります。
都市部では、カンボジア正月やプチュンバンといったお盆休みの長期休暇のときは、田舎へ帰省する人が多くゴーストタウン化し、こういった日には事件が起きやすいので注意が必要です。
長期滞在となると治安も気になるところ…下記の記事にまとめましたので宜しければご参考ください。
カンボジア生活では電気料金を抑えることが重要!
カンボジアでの電力自給率は低く、隣国から電気を買っているため、日本と同じ位もしくはそれ以上の電気料金になります。
電気料金をいかに安く抑えるかで1月あたりの生活費は大きく変わってきます。
州によって多少異なりますがカンボジアの電気料金の相場は1kwあたり1500リエル(0.375USD)です。
我が家は1日冷房をつけている状態で、夜はリビング電気とテレビのみの使用状況ですが、電気料金は1月あたり400〜500USDです。
都市部でも地方でも、電気料金が高いことに変わりありません…
なので、滞在期間が3〜6ヶ月ですと電気料金も滞在費用に含まれている、ホテルの方が安くなることもあります。
簡単クメール単語
帰る | トップテヤー |
私は帰る | トップテヤー クニョム |
まとめ
区分 | 1ヶ月の生活費(目安) |
---|---|
自炊派 | 1,640〜1,875USD |
外食派 | 1,942〜2047USD |
生活水準によって生活費は変わってきますが、基本的に食事は和食で住居に関しても比較的安全な地域で生活するとなると、最低でも上記の費用は必要になります。
意外ですが電気料金は日本と比べると高くなりますので、電気料金のチェックは重要項目です。
電気代を制す者はカンボジア生活も制す!と言っても過言ではありません。
それでは、
チョムリアップ リア〜。